2024/06/17(月)
坐骨神経痛ってあぐらがいいって本当?|良い座り方とNGな座り方をご紹介
ぎっくり腰, 坐骨神経痛, 椎間板ヘルニア, 脊柱管狭窄症, 腰痛, 院長ブログ
「仕事で身体を動かすと脚の痛みが激しくなってしまった…。」
「立っていると脚が痛んできてしまって、立っていられない…辛い。」
このような悩みはありませんか?
実はその悩みは、「坐骨神経痛」かもしれません。
現在坐骨神経痛で当院を受診されている方は、20代〜60代と幅広い年代で男女問わず多いです。
本記事では、坐骨神経痛について詳しく説明し、予防できる座り方についてご紹介します!
繰り返す坐骨神経痛に悩まれているあなたへ。まずは自身の座り方を見直して良い座り方を試してみてください!
坐骨神経痛って?
みなさん、坐骨神経痛と言われて「私は病気になってしまった…」と思っていませんか?
実は、坐骨神経痛とは、「脊柱管狭窄症」といった病名ではありません。「頭痛」や「腹痛」といった症状のことを指します。意外と勘違いされる方が多いです。
また、そもそも坐骨神経ってどこにあるかご存知ですか?「坐骨神経」という名前だけ知っているものの、実際どこを走行しているのか知らない方が多くいます。どこを走行しているのか、少し考えてみてください。
坐骨神経痛についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
坐骨神経とは身体の中で最も長い神経
坐骨神経とは、身体の中で最も長い単一の神経です。「梨状筋」から「足先」まで走行しています。そのため、様々な原因で圧迫や外傷を受けやすいです。坐骨神経痛とは、様々な圧迫や外傷により痛みやしびれるような痛みなどの症状のことです。多くの場合は、腰痛がはじめに出現します。次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれるような痛みが出現します。
では、坐骨神経痛の原因とはいったい何が考えられるでしょうか。
坐骨神経痛の原因は4つ
坐骨神経痛の原因は以下が考えられます。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰椎すべり症
- 梨状筋症候群
- 仙腸関節炎
が挙げられます。若い方は、「腰椎椎間板ヘルニア」と「梨状筋症候群」が多いです。高齢になると「腰部脊柱管狭窄」と「腰椎椎間板ヘルニア」が多くなっています。
今回は、腰椎椎間板ヘルニアと腰椎すべり症について詳しく説明していきます。
参考文献:坐骨神経痛とは?原因と予防策について詳しく解説|渋谷・大手町・みなとみらいで坐骨神経痛の診療ならMYメディカルクリニック
腰椎椎間板ヘルニア
背骨は、「椎体」いう骨とその間のクッションの役割を果たす「椎間板」が交互に重なっています。椎間板が何らかの理由で、押し出されることで、背骨の隣を走行している神経を圧迫し、痺れや痛みが生じます。このような状態が腰のあたりの背骨で生じたのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。
腰椎すべり症
先ほどもお話ししましたが、椎骨は積み木のように重なっています。椎骨が、何らかの原因でずれてしまうことを腰椎すべり症といいます。このずれてしまった椎骨が神経を圧迫することで、痺れや痛みが生じます。このような状態を「腰椎すべり症」といいます。
では、坐骨神経痛により生じる症状はどのようなものがあるのでしょうか。
坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛は、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、脚にかけて生じます。鋭い痛みやしびれるような痛み、ふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締めつけ感など鈍痛から電撃痛にいたるまで様々な症状です。原因が神経への圧迫であるときは 咳、くしゃみ、 排便時などに痛みが強くなるため、日常生活へ影響が出るでしょう。また、坐骨神経痛の以下の症状に当てはまる方は要注意です。
- 身体を丸めると痛くて靴や靴下が履けない
- 腰を動かすと、脚の痛みが激しくなる
- 安静にしていても脚の痛みが激しくなり眠れなくなる
- 立っていると、脚の痛みが激しくなり立っていられなくなる
では、いったい坐骨神経痛をどう治療すれば良いのでしょうか。
坐骨神経痛の治療法
治療の内容には以下の2点が挙げられます。
- 保存療法
- 外科的療法
保存療法
保存療法には、薬物療法や理学療法が挙げられます。薬物療法では、痛み止めとしてまず非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)が主に用いられます。一般的には、ロキソニンが使用されているでしょう。また、しびれるような痛みなどの神経の痛みに対しては「神経障害性疼痛治療薬」、その他、「筋緊張弛緩剤」「血管拡張薬」なども用いられます。
ブロック注射は局所麻酔薬にて神経へと痛みが伝わるのをブロックします。
理学療法では、整体院や整骨院に通い、マッサージや施術を行います。
外科的療法
手術による治療法です。坐骨神経痛の治療では最初から手術が行われることはほとんどありませんが、その他の治療であまり効果が見られない場合は手術も検討されます。
前述で説明しましたが治療法はいくつかあるため、どのように坐骨神経痛に対してアプローチしていいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。まずは、簡単に自宅でできるアプローチ方法を紹介します。
坐骨神経痛の人が自宅でできる気をつける座り方
仕事が忙しくて時間がない人、まずは何をすればいいかわからない人は座り方を見直してみてください。
坐骨神経痛が起きている際は、「まっすぐな座り方」が非常に大切になってきます。今回は、坐骨神経痛の改善・予防する座り方を、椅子に座る場合と床に座る場合に分けてご紹介します。
椅子に座る場合は?
坐骨神経痛に効果的な椅子への座り方のポイントは以下の通りです。
- 足の裏全体を地面にぴったりとつける
- 坐骨(お尻の骨)を椅子の面に左右均等につける
- 左右の肩の高さをまっすぐに保つ
- 上半身を腰から真上に伸ばす
頭の先を糸で吊るされているイメージで、まっすぐ、左右均等に座る意識をもちましょう。また、座りにくい場合は、背中と背もたれの間にクッションを挟むと安定するのでおすすめです!
座り方についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事へ
床に座る場合は?
坐骨神経痛を改善・予防する床への座り方は、「あぐら」です。
あぐら座りは、左右のお尻に均等に体重がかかるため、腰への負担が軽くなるメリットがあります。あぐら座りをする際は、腰と背中を丸めないように意識しましょう。反対に、足を斜めにだす「お姉さん座り」は、左右のバランスが乱れやすいため、おすすめできません。床に座る際も、椅子に座る際と同様に「まっすぐ」を意識して、左右均等に体重がかかるようにしましょう。
困ったことがあれば整体院息吹藤枝院へ
坐骨神経痛というと、対策は何をすれば良いかわからないという方は多いでしょう。まずは、自宅で簡単にできる座り方を見直してみてください。それでもなかなかよくわからないといった方は、以下Instagramアカウントでストレッチ動画を掲載しているのでチェックしてみてください!
当院の施術を受けたい、気になるという方は以下から電話予約やラインの予約を!
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